【高配当株・チリ】物色する旅 - グローバルサウスの新星、ENEL CHILE SA (ENIC) NYSEの魅力に迫る

2024年1月28日日曜日

グローバルサウス

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高配当株を物色する旅 - グローバルサウスの新星、ENEL CHILE SA (ENIC) NYSEの魅力に迫る




序章:ADR市場の数字を眺めてみましょう。

チリの会社であるENEL CHILE SA (ENIC) について取り上げたいと思います。普段からウォッチしているADR銘柄の関連株からENEL CHILE SA (ENIC)が目にとまりまして
「ADRで出来高の近いもの」を眺めてたらSONYと同じくらいの出来高でした。

データ抽出日:2024年1月27日 

markettickerPriceepspevolumemarketcapvolume
avg
high52low52changeshares
NYSE:ENIC2.991.12.7390022141819814537925413.93.90.031383331200

長期チャート:
株価は底を打った後、徐々に戻ってきてます。配当利回り10%と表示されており私の好奇心を刺激しました。

ここでchatGPTさんの出番です。魅力を掘ってもらいます。

ENIC: 

低PE比率による割安感と安定した市場価値が魅力です。低価格での取得が可能で、中規模の企業として成長の潜在力を秘めています。52週高値・低値の狭い範囲は、価格の安定性を示しており、リスクを抑えたい投資家に適している可能性があります。

ADR市場の現状と高配当銘柄への関心の高まりについて

日本国内の動きとしては新NISAの開始により個人投資家の増加が期待されますが、徐々に個別株に興味を持つ人は増えてくると思われます。
X(旧:Twitter)では米国の利上げ局面をこなしてきたPBR,ECなどエネルギーセクターの高配当株が人々に刺激を与えてきました。海運株のZIMは業績面で高配当から無配の局面をたどってきており、地政学的なリスクや政治情勢などの重要さも投資家に理解させつつも力強い復活が期待されていることだと思います。今後もADRで買うことができる世界の銘柄を学びながら物色していきたいと思います。

ENELを選んだ理由

高配当の好きな投資家にはPetrobras (PBR)やEcopetrol S.A. (EC)はもう知られてしまった存在であると考えており、別の銘柄を取り上げたかった経緯があります。楽天証券では「この銘柄を見ている人はこれも見ています」という関連銘柄を見ることができます。そこで目についたものがたまたま「Enel Chile S.A. (ENIC)」でした。

グローバルサウスの光:ENELの概要

基本情報と主要事業

Enel Chile SAはチリを拠点とする電力会社です。
事業体及び関連会社を通じて、発電、送電及び配電事業を行っております。
セグメントには発電、配電、その他の事業及び会社間取引調整が含まれております。
Enel X Chileはエネルギーを新しい用途、技術、団体、サービスに開放することを目指すプロジェクトです。
イーシティ(e-City)、イーホーム(e-Home)、イーインダストリーズ(e-Industries)、イーモビリティ(e-Mobility)
の4つの領域にグループ化された事業で構成されております。

南米市場の可能性とENICの役割

近年のチリにおける経済状況を見ていきましょう。
2023年の第3四半期 7-9月 期の実 質GDP成長率は、前年同期比0. 6%と
4期 ぶりに増加。季節調整済前期比の伸び率は0.3%と2期ぶりに増加しました。内需が上昇傾向にあります。
ENICの役割としては再生可能エネルギー市場における主なプレーヤーの1つです。
Enel Green Power S.p.Aは市場のリーダーの5社に含まれております。
チリの再生可能エネルギー市場は予測期間中9%以上のCAGRを記録する見込みとされております。Source: https://www.mordorintelligence.com/ja/industry-reports/chile-renewable-energy-market

高配当の秘密と財務の健全性

配当政策の分析とその持続可能性
配当金の実績を見ていきましょう。高配当であることがわかります。
権利落ち日:配当金
2023年6月08日:一株につき0.315653USD
2023年5月18日:一株につき0.315653USD
2023年1月19日:一株につき0.020616USD

ENICの財務指標(EPS、PBR等)と市場評価

割安感(特にPBR)、財務の安定性(BPS、自己資本比率)、および優れた収益性(ROE、ROA)を持つ魅力的な投資先です。
ただし、予測PERの極端な高さにより、将来の収益に対する不確実性があるため、投資を検討する際には慎重な分析が必要です。
また、市場の変動性を反映したベータ値も考慮すべき点です。

割安性:

PER(実、予):

実際のPERは3.00倍、予測PERは676.16倍と非常に高い値です。予測PERが極端に高いことは、将来の収益に対する市場の懸念を示している可能性があります。

PBR(実、予):

実際のPBRは0.92倍、予測PBRは0.05倍となっており、株価が純資産価値に比べて割安であることを示しています。

安定性:

BPS(実、予):

実際のBPSは$2,961.84、予測BPSは$54,039.15と非常に高く、企業の財務的安定性を示しています。

自己資本比率:

34.53%。比較的健全な財務構造を持っていることが伺えます。

流動比率:

96.71%。短期的な支払い能力が高いことを示しています。

成長性・収益性:

EPS5年成長率: 

20.53%。過去5年間の一株当たり利益の成長が安定しています。

売上高営業利益率: 

38.20%。高い営業利益率は、効率的な経営と高い収益性を示しています。

ROE、ROA: 

それぞれ30.56%、10.55%。これらの高い数値は、資本および資産に対する高い収益性を示しています。

業績:

業績は2023 Q2から巻き返している状況です。

南米の実態と先入観の是正

政治的リスクとそれに対する現実的な評価

南米諸国の政治システムは、大統領制を採用する国が多数を占めます。複数政党制を採用する国が多く、政治的な多様性が見られます。最近の政治動向としては、2022年のブラジル大統領選挙で、左派のルイス・イナシオ・ダ・シルバ(通称ルラ)氏が再選されたことが大きなトピックとなりました。ルラ氏の当選は、ブラジル社会における左派の台頭を示すものとして注目されました。2023年には、ペルーで左派のペドロ・カスティージョ大統領が弾劾され、右派のカールロス・アルバラード氏が大統領に就任しました。アルバラード氏の就任は、ペルーの政治的な混乱を収拾するきっかけになると期待されております。

チリの政治情勢についても見ていきましょう

チリの政治情勢は、ボリッチ政権の施策や新憲法制定などによって、今後も大きな変化が予想されます。政策を前進させることはいつの時代でも苦労が存在します。

政治的リスクは以下を注視しておく必要があります。

  • ボリッチ政権の施策に対する反発による政治的対立の激化

  • 新憲法制定の過程における政治的混乱

  • 新憲法の施行による経済への影響

これらの政治的リスクは、投資やビジネスに以下のような影響を及ぼす可能性があります。

  • 投資家のリスク回避行動の増加

  • ビジネス環境の悪化

  • 投資資金の流出

投資を行う際には、これらの政治的リスクを十分に理解し、それに基づいた投資判断を行うことが重要です。本記事は分析を目的としており個別銘柄を推奨するものではありません。

投資は自己責任でお願いします。


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